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日亜化学工業(阿南市上中町)は二十八日、同社に労働者を派遣している県内人材派遣会社六社の担当者を集め、景気減速に伴う人員削減の説明 会を開いた。日亜化学は正確な数字を明らかにしていないが、関係者によると、十二月末までに少なくとも六社で百十人の派遣労働者が契約を打ち切られる見通 し。
説明会は阿南市内の子会社で開かれた。日亜側から今後の減産見通しの説明があった後、各社個別に人員削減計画の文書が配られた。
関係者によると、日亜化学で働いていた派遣労働者は九月末時点で千人余り。三カ月契約で更新を繰り返していたが、削減対象の派遣労働者は、期間満了や中途解除で十二月末までに契約が打ち切られる。
人員削減については事前に日亜化学から六社に伝えられており、十一月一日に六社連名で大幅な削減の回避を求める嘆願書を送っていた。
厚生労働省が二十八日に発表した全国調査結果では、徳島県内で今年十月から来年三月末までに失業、または失業する見通しの派遣労働者は二十四人。しかし、今回の日亜化学の削減計画で大幅に増えることになる。
日亜化学は「世界的な景気後退の影響で受注が急速に減少している。仕事量に照らすと派遣社員を削減せざるをえない」と説明している。
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2008-12-01
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