1月13日(ブルームバーグ):人材派遣大手のパソナグループ株が3営業日 続落。前週末比2700円(6.3%)安の3万9950円まで値を下げ、2007年12月 の上場以来の最安値を更新した。景気の急速な悪化によって人材派遣需要が低迷 しており、9日に09年5月期の業績予想を下方修正した。需要に回復の兆しは 見えず、業績回復には時間がかかるとの見方が強まっている。
今期の連結営業利益予想は前期比41%減の37億9000万円と、従来計画55 億円から31%減額。景況感の悪化により人材派遣事業で求人受注総数が減少。 今春以降についても慎重にみざるを得ず、人材派遣事業、人材紹介事業を中心に 期初計画を見直した。
野村証券金融経済研究所は9日付で、パソナグループの投資判断を「中立」 から「ウエート下げ」に引き下げた。大原一真アナリストは投資家向けのメモの なかで、「企業の人材派遣、人材紹介需要は、野村証が従来予想していた以上に 不振」と分析。業績回復は10年5月期の下期以降と予想し、「当面投資機会は 失われた」(大原氏)と判断している。
野村証は09年5月期の連結営業利益予想を38億8000万円(従来予想49億 円)に下方修正。さらに、10年5月期は42億円(同52億4000万円)、11年5 月期は47億8000万円(同58億1000万円)と予想し、業績回復には時間がかか るとみている。
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