2009-11-27

「新卒の採用拡大は困難」 経団連、連合との懇談会で

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日本経団連と連合との懇談会が27日、経団連会館で開かれ、御手洗冨士夫経団連会長と古賀伸明連合会長は雇用対策を中心に協力していくことで一致した。ただ、就職内定率が大幅に低下した来春卒業者の採用拡大については意見がかみ合わなかった。

  [表]今年の新卒 内定取り消し 「就職できた」4割

 10月1日現在の内定率が大卒で62.5%にまで落ち込んだことに対し、連合の徳永秀昭会長代行は「第2の就職氷河期にならないよう格段の取り組みを」と、企業側に採用の積み増しを求めた。

 しかし、経団連雇用委員長の鈴木正一郎王子製紙会長は「経済界としても心配しているが、企業内にも潜在的な失業者が相当数おり、企業モラルだけで採用拡大の議論をするのは難しいことにも理解を」と述べて、何らかの支援なしに採用拡大するのが難しい状況を訴えた。
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