2009-12-17

IBS、ベトナムにオフショア開発拠点「IBSオフショア開発センター」を開設

:::引用:::
システム開発・運用請負サービスのインテリジェンス ビジネスソリューションズ

ベトナムに「オフショア開発センター」を開設

~オフショアによるシステム保守サービスの展開で、更なるコスト削減を実現~ 


 株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(東京都新宿区、代表取締役社長:小澤稔弘、以下IBS)は、企業のシステム保守・運用など経常的に発生するシステムコスト削減実現に向けたオフショア開発拠点「IBSオフショア開発センター」をベトナムに開設したことを発表いたします。

 IBSオフショア開発センターは、ベトナムに本社を置くシステム開発会社、インディビジュアルシステムズ(Individual Systems Co., Ltd.、本社:ベトナム ホーチミン、代表取締役:浅井 崇氏、以下IVS)内に設置。両社は2010年2月に、IBSがIVSに出資を行うことで基本合意しています。IBSでは今回のオフショア開発センターの開設により、従来の開発工程のみならず、システム保守・維持管理業務に至るまでオフショア化を可能とし、更なるコスト削減を実現します。

 IBSではこれまでも、「ITコスト削減コンサルティングサービス」や「オープンソフトを活用した業務システム構築」、「弊社保守フレームワーク(IMOS)を用いた低コストシステム保守サービス」など顧客企業のシステム投資におけるROI(費用対効果)を最大化すべく、コスト低減に向けたソリューションを展開しています。今回新しく立ち上げるオフショアセンターでは、現地に日本人スタッフを配置することで、国内のサービス拠点を介さず、現地オフショアセンターと日本のお客様が直接、スムーズなコミュニケーションがとれる構造を作ることで、低コスト保守サービスをさらにコスト面で価値発揮できるサービスへと進化させることを狙っています。


【サービス概要】

―日本文化との親和性が高いベトナム 主要ポジションは日本人SEが常駐しディレクション
 今回開設したIBSオフショア開発センターでのシステム保守サービスは、アジアの中でも滞在費などの経費が安い上、文化的にも日本人との親和性が高いベトナムにて実施。オフショアの開発単価が割安なベトナムの現地人SEを保守サービスの中心としながら、IBSの日本人SEが現地に常駐し、ディレクションを担う体制でサービス提供を行います。現地に日本人SEが常駐することにより、現地との直接的なコミュニケーションを実現し、オフショアによるコスト削減効果を最大化することが可能です。

 また、常駐する日本人エンジニアがオフショア先の現地人エンジニアのレベルアップや日本で求められる品質基準に対する理解の促進なども行うことで、サービス品質の向上に大きく寄与することを見込んでいます。これら現地常駐体制のもと、コミュニケーションツールを用いた国内拠点との情報共有や情報伝達、非定型業務への対応、ベトナム法人との開発フレームワークの共通化による品質の向上に対する取組みを行うことで、低コストで保守業務・維持管理業務を提供できるサービスを実現しました。

―現状分析により、IBSのオフショアサービス適用で削減可能なコストを提示
 サービスの導入にあたり、まずは、現状の保守開発業務の調査・分析を実施し、IBSのオフショアサービス適用で削減可能なコストを明確化します。その後、顧客企業との合意に基づき、既存保守ベンダーからの引継作業を短期間で実現し、IBSオフショア開発センターに業務移管を行います。引継作業を担当した日本人SEが、ベトナム現地常駐して対応し、オフショア化による品質劣化やコミュニケーションロスへの懸念を払拭。低コストで品質を担保した保守サービスの提供を行い、一般の国内システムインテグレーター(SIer)を活用した保守サービスに比べ、トータルで15%から最大30%以上(IBS実績)の保守コスト削減を実現します。


【サービス開始背景】

―ユーザに見えにくいコスト構造に不満 景気低迷により、更なるコスト削減要求も
 システムに係るコストは、システム自体の無形性や業界特有の見積りの難解さから、ユーザにとって理解しにくいコスト構成になっていることが多く、業界やシステム部門に対する不満の一因となっています。中でも、昨今の景気低迷によりシステム維持経費の削減を検討する企業は多く、システムの保守会社へのコスト削減ニーズは年々高まりつつあります。

―システムコスト削減の最後の聖域 「保守フェーズ」
 従来のオフショア開発では、いわゆる「製造」工程を中心にオフショア化することでシステム開発投資額の低減を図ってきました。しかし開発終了直後の保守フェーズでは、ユーザからのリクエストに応じた個別対応を行う定型化しにくい作業が多いため、コミュニケーションロスを考えた結果として、日本人SEを中心とした顧客対応の体制をとることが通例となっており、大幅なコスト削減を実現しにくい構造になっていました。

 インテリジェンス ビジネスソリューションズは、「クオリティの高いサービスを適正な価格で提供する」ことを追求する企業理念のもと、企業の効率的なシステム保守・運用と、最適なIT投資の実現に貢献していきます。


<インテリジェンス ビジネスソリューションズについて>
 株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ< http://www.ibs.inte.co.jp/ >は、1982年にミリオンソフトサービス株式会社(後に、ミリオン株式会社に社名変更)として立ち上げられたシステム開発受託会社で、2005年、インテリジェンスの資本参加により100%子会社となり、2007年、株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズに社名変更。現在は、200名の開発エンジニアを擁する体制で、ビジネスコンサルティングからシステム開発、基盤構築、Webコンサルティングに至るまでのITソリューションをトータルで提供し、お客様のビジネス成功に向け幅広い支援を行っています。

<Individual Systems Co., Ltd.について>
 Individual Systems Co., Ltd.は、2002年からベトナムホーチミンを拠点として、日本法人等を中心に、オフショア開発受託を行っており、ベトナムでの幅広い開発実績と技術力を有する会社です。現在約50名の開発エンジニアを擁し、システム開発を行っています。
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