2009-04-27

韓国人医師ら、日本人患者の誘致に乗り出す

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医師らが来月から本格化する医療観光と日本の大型連休を控え、日本人患者誘致に乗り出した。説明会にはイェ歯科、コウンセサン皮膚科、レアル成形外科、365MCクリニック、パルグンセサン眼科、リズ産婦人科の6病院が参加した。歯列矯正とスキンケア、整形手術、レーシック手術、婦人科手術などの施術方法と病院の施設、料金、安全性などを広報した。リズ産婦人科とレアル成形外科、イェ歯科は日本語の動画を見せた。一部動画にはペ・ヨンジュン、ソン・ヘギョら韓流スターが登場するなど参加者の関心を集めた。

説明会出席者からは、予約手続きや施術費用など多様な質問が寄せられた。

30万人が加入する日本最大の高齢者ポータルサイト、シニアコミュニケーションの山崎伸治代表は、「平均60歳以上の会員の30%は海外観光、特に若返る整形手術に関心がある。韓流スターに好感を持つ高齢者が多く、価格も安いので競争力もある」と話す。

しかし行き過ぎた期待はバブルだという指摘もある。旅行情報会社NSIトラベルの野沢寿朗代表は、「韓国の病院が良いことを認めても、それがどのように日本人患者に伝わるかは未知数。関心が高まっているが、それが韓国行きにつながると保障はできない」と話す。

イェ歯科を運営する大韓ネットワーク病院協会のパク・インチュル会長は、「韓国の整形外科の70%が集まっている江南区(カンナムク)にメディカルストリートを作り、韓流ドラマ撮影地やブランド通りなどと結合すれば医療も魅力的な観光商品にできる」と説明した。

ソウル・江南区も先月、「医療観光チーム」を立ち上げ、病院を支援するため日本語、中国語、タイ語などの通訳30人を選び広報物を作った。説明会では江南区庁保健政策推進班のパク・チュンボンチーム長が参加し、患者誘致を支援した。これまで問題点として指摘されていた医療事故に対する解決策が提示された。行事に参加した三星(サムスン)火災関係者は、「旅行者保険のように医療事故発生時に最大5000万ウォンまで補償し、訴訟が発生すれば病院に最大50%を補償する保険商品を発売する予定だ」と説明している。
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