2009-04-13

丸紅、中国政府系の食糧備蓄会社と提携 穀物大量調達で

:::引用:::
丸紅は中国の食糧備蓄を管理する中国食糧備蓄管理総公司(北京市、シノグレイン)と包括提携した。丸紅が海外で大豆などの穀物を買い付けるほか、生産国の集荷施設に共同で投資する。中国は食糧需要が急増しており、丸紅の調達力を生かして海外から安定的に穀物を確保する。丸紅は日本の約10倍の規模を持つ中国市場に販路を確保。生産国・企業への交渉力を高め、日本への安定調達も目指す。

 丸紅とシノグレインは北京で包括提携の合意書に調印した。中国が食糧備蓄で外国企業と提携するのは初めて。シノグレインは政府直轄の企業で、2000年の設立。これまではほぼ国内だけから穀物を買い付け、備蓄してきた。年間の総取扱量(備蓄量含む)は日本の穀物・豆類需要の約2倍にあたる7500万トンにのぼる。(12日 09:29)
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