2009-04-10

アルプス技研 『ALPS青島教育開発センター』の日本語と技術知識のある新卒卒業生のご案内

:::引用:::

アルテック青島は、モノづくりへの熱い思いがつまったアルプス技研の中国青島法人として設立され、現在、『ALPS青島教育開発センター』を運営しています。同センターは、提携学校である総合大学の青島科技大学と中国石油大学から選抜された大学3年生の学生に、約18ヶ月間、特別カリキュラムを提供している教育機関です。
この長期特別カリキュラムでは、技術力・日本語能力・人間性・適性等、様々な角度から選抜が繰り返され、最終的に上位25%の優秀者のみが卒業し、就業となります。 また、カリキュラムの構成や選抜試験も、「日本企業への適性」という点が重要視されており、謙虚さ・協調性と積極性のバランスをポイントとした人材教育をしています。

アルプス技研は、常用雇用型の派遣会社で、現在約3000人の技術系派遣スタッフが働く、技術者派遣会社(東証1部上場企業)。常用雇用とは、仕事があるときだけ給与が支払われる登録型の派遣とは異なり、派遣先がないときもアルプス技研の社員として給与が保証されます。

昨年、テレビ東京の番組『カンブリア宮殿』で、同社創業者である松井利夫氏の「金言」が紹介されました。

3つの金言
『浪花節だよ 経営は』 
(合理性を追求することは大事だが、合理性7分、残り3分は人情)
『組織は 頭から腐る』
『研修費を切ると ジリ貧になる』


この精神は、同校を運営するメンバーにも受け継がれています。
ご自身も、アルプス技研の派遣スタッフとして20年のキャリアを持つ田島 喜久雄さん(集合写真 右から3番目)と小林晃さん(左から1番目)。

「このカリキュラムで、理系大学を卒業した日本人が、入社3年目までに経験する内容を教えています。また、私達がアルプス技研のスタッフとして、実践を通じて必要と思ったことを、彼らに伝えています。」
「この18ヶ月のカリキュラムを通して、450人から100人まで生徒を選抜していくのは、とても辛い作業です。しかし、ただ試験をし、点数をつけるだけで技術力を判断はしていません。彼らの潜在的な可能性を見極めて選抜していくことも、私たちの大切な仕事です。」


日本語教育を担当する柴生園子さんと杉本素子さんは、もともとは中国の日本語学校や、中国の大学で日本語講座を担当していたそう。
お2人に同校の学生の日本語学習の様子について伺ってみました。

「生徒たちは、各自が通学している大学のカリキュラムをこなしながら、同校で技術と日本語を勉強しています。それなのに、日本語のみを勉強している学生よりも、彼らのほうがマスターするスピードや必死さははるかに上です。今まで自分たちがやってきたことは何だったのだろう、と感じたこともありました。」
「私の職業は、これまでは”日本語教師”と考えていましたが、今では“アルプス技研で働いている”と考えるようになりました。彼らが卒業後、活躍できるように育成するのが私の使命です。」

日本語教育のカリキュラムも、技術者として必要な日本語やビジネスシーンで必要とされる日本語を指導するように心がけているそうです。

お値段15,000元の理由 
アルテック青島 の副総経理で、上海オフィス 代表の布施健太郎氏の説明によると、
「ALPS青島教育開発センター卒業生の給与は、雇用先企業様ごとに決めていただくシステムです。しかし、同校生徒を1名雇用いただくに当たり、別途15000元の教育費をいただいております」
新卒を雇用するのに15000元を、高いと思われる企業様もいらっしゃれば、安いと思われる企業様も少なくはないとのこと。

その理由は、卒業段階で技術力が有り、且つ日本語でのコミュニケーションが取れるというだけでなく、学生1人1人の素養の高さにあるといいます。
通常、新卒の社員を雇用する場合、雇用後、社内で育成していく必要がありますが、同校の卒業生なら、そのコストや時間を削減することが可能です。

また、同校の教育では、技術者とはどういうものかを時間をかけて学生に伝えています。技術は短期間では身に付かないことをしっかりと認識させ、入社したてのころは会社に貢献するどころか会社から教わることのほうが多く、そんな会社に感謝することを忘れないようにとの考えを根付かせています。

その効果があってか、これまでの卒業生に関しては、入社した会社からの離職率は極めて低いということです。技術者の早期転職に悩まれている企業様にとってはこの点もメリットになります。



3月20日の同校面接会に参加されていた、
OTC機電(青島) 技術部部長の仝紅軍氏にお話を伺いました。

「弊社は、ALPS青島教育開発センターの卒業生を、数名雇用しています。

将来、日本と中国の間で技術の橋渡しをするスタッフの育成は避けて通れません。このような時代だからこそ、技術スタッフの育成が大切だと私は考えています。この学校の学生を選んだ理由は、技術的な基本知識や訓練を受けているから、というだけではありません。

大学進学や、ALPS青島教育開発センター内での選抜という、厳しい競争を勝ち抜いてきた彼らの“実績”と“素養”に期待しているからです」



ALPS青島教育開発センター卒業生採用についての詳しい情報はこちらです
(先着30社様にご案内DVDを無料進呈)




●お問い合わせ
株式会社アルプス技研 上海オフィス
上海市静安区威海路258号 招商局広場南楼 1639室
TEL 021-6193-5786 ※担当:布施
FAX 021-5228-3027

阿爾卑斯科技(青島)有限公司<アルテック青島>
青島市市南区嘉祥路103号
TEL 0532-8265-7777 ※担当:山崎
FAX 0532-8265-9777 

ホームページ 
http://www.alpsgiken.co.jp(日本)
http://www.altechbeijing.com(中国)


●インタビューあとがき (by 上海カモメ)
青島のフェリー乗り場近くにある、廃校になった小学校を再生してつくられたALPS青島教育開発センター。この中で、「自分の仕事」を掴み取ろうとする、真剣なまなざしの大学生の皆さんと触れ合うことができ、とても刺激的でした。そして同校を運営するアルプス技研のメンバーの皆さんの真剣さが学生へと伝わっているのだと感じました。
彼らに日本に来てほしい、日本の会社で活躍してほしい、と心から思いました。
●●コメント●●

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