2008-05-30

外国食品店、知多に続々 経営者「みんなの憩いの場に」

:::引用:::
外国人が増加する知多市で外国食料品店の出店が相次いでいる。ブラジルの店「OBARA’S」は二月末につつじが丘で、フィリピンの店「ROBINSON Sari-Sari」は四月上旬に朝倉町で開店した。国を代表する食材などが並び、日本人も楽しめそうだ。

 ブラジルで日本人のご飯とみそ汁に当たるのが、豆料理「フェイジョン」。毎日のようにご飯に掛けて食べるという。OBARA’Sでは、さまざまな豆を取りそろえる。

 同店は牛、豚、鳥、羊といった肉類も豊富だ。経営者の日系ブラジル人嘉陽久裕さん(65)は「日本人には菓子類がお勧め」。外皮と中身で違うチョコを使った「ボンボン」が代表的という。

 ほかに香辛料やコーヒー、缶詰、酒類、新聞、雑誌、CDも。ペルーやボリビアの商品も扱う。月曜定休。営業時間は火-金曜は正午-午後十時、土日は午前十時-午後九時。つつじが丘一の一三、朝倉団地十九号棟一〇一。問い合わせは同店=電0562(55)8669=へ。

 フィリピンの代表的料理は、肉野菜入りスープ「シニガン」や、シチューのような「カレ・カレ」など。ROBINSONは、それらの素を販売する。

 もちをココナツやバナナの葉で包んだ「イボス」「スーマン」、豚の皮から作った菓子「チッチャロン」、もち米とココナツ、ミルクを使ったおかゆのような「チャンポラド」など、特徴的な商品がずらり。調味料や缶詰類、日用品なども。

 経営するフィリピン出身のヴァージニア赤松さん(38)は「みんなの憩いの場になってもらえれば」。当面は定休日なし。営業時間は午前十時半-午後八時半。朝倉町一〇九、ミナトビル二階。問い合わせは同店=電0562(32)1980=へ。


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