2008-04-30

世界的食糧不足背景に、中国の海外農場時代到来か?

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世界的な食糧不足を背景 として、中国では「海外農場」を作ろうという声が日増しに高まっている。農業部の関係者によると、中国企業の中には、戦略性が高く中国国内で不足気味の農 業資源を海外で開発し、中国内における資源量と需給とのアンバランスを補おうとする動きがあるという。ベネズエラの油田やオーストラリアのタングステン鉱 山への投資に続き、南米やロシアの農場が中国企業の新たな人気投資先になる可能性もある。「北京晨報」が伝えた。

  新天国際経済技 術合作集団は現在、農業投資を独立国家共同体(CIS)に拡大し、キューバとの合弁水稲農場プロジェクトやメキシコでの農業開発プロジェクトから大きな利 益を得ている。同集団によると、農業企業が海外進出し、現地の土地を借りて食糧を生産する、さらには土地を買い上げて食糧を生産するのが中国の食の安全を 強化する上で効果的な方法だという。

  こうした見方は農業部の方針と一致する。このほど行われた中国企業の海外投資をめぐる第2回 シンポジウムでは、ある農業部関係者が「政府部門は現在、関連の奨励政策を検討中で、これまで試験的な色合いが強かった農業の海外進出戦略の意義がますま す高まっている」と発言している。写真は北京市内のスーパーの穀物売り場の様子。

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