2008-04-28

鈴木修会長「人材不足は30年前のツケ」と猛反省

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ダイハツ工業を皮切りに、スズキ、日野自動車などと自動車業界の083月期決算発表が始まった。きょうの各紙にも「スズキ・ダイハツ久々の減益予想」(朝日)など、決算関連の記事を取り上げている。

そんな中、毎回、決算会見に顔を見せては独演を展開するのがスズキの鈴木修会長。きのうも60分間、記者の質問にほぼひとりで答えていたが、業容の急 拡大にもかかわらず、人材が不足している現状については「30年前の経営難の時に大卒者の採用を4~5年間中止していたことが今になって影響している」と 語っていた。

スズキではとくに50歳代の技術者系の幹部社員が極端に不足気味。「誰でも採ればいいというわけではないが、企業は不況の時でも新卒者を定期採用していかないと後々痛い目にあう」と指摘。

後期高齢者とは思わせないほどの元気ぶりで経営を舵取りする鈴木会長ならではの反省の弁である。


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