2008-04-22

宿泊予約サイト 日本旅行も英語版 外国人向け7月オープン

:::引用:::
 日本旅行は、個人で日本を訪れる外国人観光客を対象に宿泊予約サイト「JAPAN HOTEL PASS(ジャパン・ホテル・パス)」を立ち上げる。第 一弾として、7月下旬に英語版をオープン。その後、順次、ハングルや中国語版の提供を始める。利用者のニーズに合わせた多様な宿泊情報を充実させるのが特 徴。今後、個人で日本を旅行する外国人は増える見込みで、気軽に日本を訪れたいというニーズにこたえる。

 まず、同社の協定旅館・ホテルで訪日観光客向け宿泊料金を提供している施設2000軒のうち、500軒のインターネット予約とクレジット決済を可能に し、今後徐々に提供施設を増やしていく。現地で代理店を通じて販売するパッケージ商品だけではなく、訪日観光客が希望するさまざまな旅行形態に対応してい くことで、今後の伸びを着実に取り込んでいきたい考え。

 国土交通省を中心に展開する外国人の訪日促進活動「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の後押しもあり、外国人観光客は2003年の年間524万人から 07年には834万人に拡大。10年には1000万人の訪日を見込むことから、今後観光客の旅行ニーズも多様化すると予想されている。

 国内大手旅行会社では、すでにJTBや近畿日本ツーリストが同様の外国人向けサービスの提供を始めている。昨年4月に「ジャパニカン ドットコム」を立 ち上げたJTBは、宿泊予約のほかツアーや観光情報も提供。月間約25万人がサイトを閲覧するが、宿泊予約はその1%未満という。「まだ日本をよく知らな い人が多く、インターネットは情報収集ツールとしての位置付け。しかし、今後は宿泊予約も増えると期待している」(JTB)

 一方、グローバルで宿泊施設予約を展開する「エクスペディア」など、海外のネット系旅行会社もライバルとなる。日本旅行は、協定旅館・ホテルの宿泊商品をより安く提供できることを強みに、先行する競合他社との差別化を図る
●●コメント●●

0 件のコメント: