2007-10-19

外国人日本語教育充実へ 来月から豊田市国際交流協

:::引用:::
豊田市小坂本町の市国際交流協会(TIA)は、外国人労働者を受け入れる職場での日本語教育を行う人材の養成に乗り出す。十一月十日から毎土曜、計六回の講座を同協会で開く。TIAが今回のような企業向け講座に取り組むのは初めて。

 講座は日本語を使った日本語教育を想定しており、基本的にはどんな言語にも対応できる。基礎的な文法の仕組みや、実際に企業で日本語教育を行っている講師らによる教材の選び方など、実践的なノウハウを伝える。

 TIAでは外国人労働者を受講者に想定した夜間の日本語教室も行っている。しかし、外国人労働者の多くは夜勤を伴う二交代制の勤務形態であったり、残業したりと、受講を望めない環境にあるという。

 このため、TIAでは職場の昼休みなど空き時間を活用した日本語教室の開催など、外国人労働者が働きながら職場で日本語の基礎を身に付けられる環境づくりを企業の協力で進めたい考えで、講座もその一環として企画した。既に自動車関連数社が賛同の動きを見せている。

 市内には約一万六千人の外国人がいるが、外国人同士のみのつながりの中で暮らし、地元住民らとの共生が進展しない事例がままみられる。要因の一つに言語の壁があるとされ、TIAは「基礎的な日本語を習得できる機会づくりに努めたい」としている。

 募集は十九日午前九時から、専用回線=電0565(37)0400=で受け付ける。企業担当者以外で、企業での日本語教育に関心のある人の受講も可能(十八歳以上)。毎回午後二-四時。参加費千円。定員二十人。


●●コメント●●
日本語教育

0 件のコメント: