経営破たんした英会話大手、NOVAの外国人講師らが加入する労働組合「ゼネラルユニオン」(山原克二委員長)は29日、大阪市北区で講師らを対 象に説明会を開いた。参加した約200人は「未払い給与はどうなるのか」「すぐに帰国するほうがいいのか、日本に残るほうがいいのか」と不安を訴えた。
英国人講師のエアン・マクドゥーガルさん(32)は「ニュージーランド人の同僚1人がアパートを締め出され行方不明なんだ」と話した。大阪市阿倍 野区の天王寺本校でともに働いていた同僚は、3日前に家主が部屋のカギを付けかえ、強制的に立ち退きさせられた。部屋の中の私物も持ち出せなかったとい う。アパートはNOVAが借り上げ、家賃は給与から天引きされるシステムだったが、給与不払いで家賃が滞納になっていたという。帰国する資金がない外国人 講師も多く、帰国費用支援の質問も相次いだ。
英国人講師のロバート・スコットさん(24)は「8月に来日したばかりで、こんな事態になった。未払い賃金はどうなるのかが知りたかった」。組合は今後、賃金の支払いなどに関する手続きを早く進めるよう求める上申書を大阪地裁に提出する。
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