2009-07-27

カネボウ化粧品、中国にトータルメイクアップブランド「コフレドール」を導入

:::引用:::
 カネボウ化粧品は2009年2月23日、中国市場にトータルメイクアップブランド「COFFRET D'OR(コフレドール)」を9月から導入すると発表した。これまで日本で販売してきた商品群から、ポイントメイク24品目116品種、ベースメイク13 品目31品種をラインアップ。カネボウ化粧品のNo.1ブランドを投入することで、中国市場でのプレゼンス向上を図る。

 「コフレドール」は国内では2007年12月に販売開始。最先端技術と感性を結集させて「色」「質感」「機能」「感触」など、あらゆる領域で高い商品品質を実現したという。2008年度には、カネボウ化粧品のブランドで最大の売上規模へと成長。海外でもアジア各国・地域に順次導入している。

 中国市場では、百貨店展開を図り、9月1日発売の中国国内生産ブランド「AQUA SPRINA」に合わせ、導入店舗のうち、まず約40店の高級百貨店で「コフレドール」を併売する。

 カネボウ化粧品は中国を海外の最重点市場に位置づけ、「AQUA」ブランドの強化とともに、2006年からは、プレステージブランド「インプレス」「ルナソル」を導入。百貨店だけでなく、「高級薬局流通」も展開している。「コフレドール」「AQUA SPRINA」の投入は“中国戦略第2ステージ”と位置づけ、さらに積極的な展開を図るとしている。(平城 奈緒里=Infostand)
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