2009-07-24

ベトナムIT最大手のFPTの1~6月期、24.7%増益

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 【ハノイ=岩本陽一】ベトナムのIT(情報技術)関連ビジネス最大手で、日本企業との取引が多いFPTは2009年1~6月期の税引き前利益が 4420万ドル(約42億円)となり、前年同期比で24.7%増加したと発表した。通信事業、システム開発など高収益の部門に経営資源を集中したことが奏功した。今年7~12月期も上期と同水準の収益を目指す。

 事業別では中核の通信部門が同28.5%増の1770万ドル。システムインテグレーション部門は56.7%増の890万ドルとなった。一方、ソフトウエアの輸出は8.8%減の540万ドルにとどまった。大口顧客である日本企業などが経済危機で発注を抑制したことが響いた。

 同社では「利益を生み出さなかったり収益性が低いと判断した事業には投資をしない」としており、今後も高成長が期待できる通信分野などの強化を図る戦略だ。(23日 23:01)
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