2007-10-19

アヴァンティスタッフ、中国人学生を研修し紹介

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 アヴァンティスタッフ、中国人学生を研修し紹介
丸紅系の人材派遣会社、アヴァンティスタッフ(東京・千代田)は9月から、中国・江蘇省で中国人の理系学生に日本語教育などを施し、日本企業に紹介する 事業を始める。中国の2大学と提携して生徒を獲得し、同省南京市にある江蘇マイクロソフト技術センターで教育する。年間1000人の生徒を受け入れ、その うち2割以上を日本での紹介に結び付けたい考えだ。

 アヴァンティスタッフが業務提携している中国最大の国営人材サービス会社、中国国際技術智力合作公司(中智、北京市)によると、中国での新卒学生の就職 率は約6割で、文系、理系ともに就職難の状態という。一方、日本では専門的職種を中心に人材が不足しており、両社は両国の人材交流に商機があるとみてい る。

 みずほフィナンシャルグループと丸紅グループなどが出資する人材派遣会社、アヴァンティスタッフ(東京・千代田)は22日に、顧客企業に中国人のソフト 技術者を紹介する事業を始める。中国の大学系企業と提携し、国内で人材不足感が強いIT系のエンジニアを確保する。3年後に年間1000人以上の技術者を 企業に橋渡しすることを見込み、新たな顧客網の開拓を進めていく。

 アヴァンティはこのほど北京大が全額出資する企業グループ、北京大学青鳥集団傘下の青鳥システム・ジャパン(川崎市、劉甚秋社長)と提携。青鳥システム は日本で働くことを希望する技術者や中国人留学生を正社員として採用し、日本企業に派遣する特定派遣事業を進めており、営業面でアヴァンティが協力する。

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中国との取り組み

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