2007-10-31

「中国留日同窓会」訪日団の同行取材記

:::引用:::
「中国留日同窓会」は、日本に留学したことのある中国人、あるいは日本で業務研修を受けたことのある中国人が結成している組織です。今年は、中国人が初め て日本へ留学して110周年にあたる年。110周年記念行事の一環として、10月末、留日同窓会は代表団を結成し日本を訪問しました。

 訪日期間は1週間。日本国内の中国人留学生組織や、中国人留学生の受け入れを行っている日本の大学を訪問したほか、中国人の日本留学に関する フォーラムにも参加するなど、とても充実した日程でした。その中で一番印象深かったのは、何と言っても、最近の中国人留学生の日本語レベルの高さです。実 は6年前にも日本へ行ったことがありますが、当時と比べると留学生の日本語レベルがグッと上がっている印象を受けました。その原因はいろいろ考えられます が、いちばん大きいのは、中国が真の意味で国際化社会に入ったことだと思います。実は、今回の訪問先のひとつが早稲田大学でしたが、そこでたまたま2人の 中国人留学生に会いました。彼らは2年生と3年生でしたが、ほとんどネイティブのような日本語をしゃべっていて、本当にびっくりしました。聞けば、そのう ちのひとりは、両親の仕事の関係で、中学から高校までの3年間日本で生活したことがあり、帰国後も日本文化に興味を持って、自分で情報を入手して勉強して いたそうです。日本と中国の距離が、以前と比べると格段に近くなっていますから、現在は情報も入りやすいです。いまの学生が非常にうらやましいと思いまし た。


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