2009-05-23

「偽装出産」で在留許可得る ラオス人容疑者を逮捕

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他人の子供を自分が生んだと偽って外国人登録して夫の在留特別許可を得ようとしたとして、神奈川県警は12日、いずれも同県綾瀬市、工員カムマニボン・パイトゥン(45)、夫の工員ドゥアンブッパー・トンイン(30)、無職カムマニボン・ビエンポーン(26)らラオス人の3容疑者を、公正証書原本不実記載・同行使の疑いで逮捕したと発表した。他人の在留の許可を得るために、妊娠・出産を偽装する手口は珍しいという。

 県警外事課によると、トンイン容疑者が07年4月に不法滞在で摘発され強制送還されそうになったため3人が共謀し、在留特別許可を得るため、永住者資格を持つパイトゥン容疑者が入国管理局に「結婚する。妊娠もしている」と申請。同5月に結婚したが妊娠はしていなかったため、ビエンポーン容疑者が同9月に生んだ赤ちゃんをパイトゥン容疑者が生んだとして外国人登録した疑い。トンイン容疑者には同7月、「子供の養育のため」などとして在留資格が認められた。
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