2007-07-05

語学ビジネス市場は前年比0.1%減について

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語学ビジネス市場は前年比0.1%減

矢野経済研究所は7月5日、2006年度の語学ビジネスに関する調査結果を発表した。それによると、周辺ビジネスを含めた語学ビジネス市場は 8126億5500万円規模で、前年から0.1%縮小した。語学試験市場、留学あっせん市場、通訳・翻訳ビジネス市場といった周辺ビジネスを除いた場合 は、同1.7%減の5542億5500万円規模だった。

同社によると、企業の経済活動は活性化しているが、消費者レベルでは消費活動が活発ではない。このため、通訳・翻訳などのBtoB市場は伸びているものの、語学スクールといったBtoC市場は、一部を除いて停滞気味だという。

通訳・翻訳ビジネス市場以外では、幼児・子供英会話教室市場とソフトウエア市場が堅調に推移した。幼児・子供英会話教室市場は、早期英語教育に対す る関心の高まりが成長をけん引し、前年比2.8%増の971億円。ソフトウエア市場はゲーム機向け学習ソフトが新市場を築いたことから59億5000万円 規模に達し、前年の6億2000万円規模から9倍以上拡大した。「2006年1月に発売された『英語が苦手な大人のDSトレーニングえいご漬け』のヒット が起爆剤になった」(同研究所)

英語以外の他言語(スクールおよび通信教育)で最も人気が高いのは中国語。日中の経済交流が盛んになっていることから拡大傾向にあり、37億5000万円規模だった。次いで、韓流ブーム以来、一定の人気を保っている韓国語(26億円規模)が続いた。

調査は2007年4~6月にかけて、約200社の語学ビジネス関連企業を対象に面接やヒアリングを実施した。日経BPネット


●●コメント●●
英語に続いて中国語の人気が高いのは当然の結果か。またDSなども含めてたのしく外国語を独学しようとしている人が増えているのかもしれない。

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