ビーイング、応札判断効率を向上させる入札管理システムを発売

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株式会社ビーイングは、建設業向けに、条件付一般競争入札方式の応札判断の業務効率を向上させる入札マネジメントシステム「BeingBid」を、8月中旬より発売する。価格は、オープン価格となっている。

　 「BeingBid」は、過去の工事実績情報を即座に検索／抽出し、入札要件を満たしているか否かを迅速に判定できるほか、技術職員の配置状況や資格要件 の確認など応札（見込み）案件の抽出作業／応札判断の効率を向上できる入札マネジメントシステム。入札公告の参加資格に記載された工事概要／工事実績を有 すると認められる工期などを検索条件に指定し、ユーザの施工実績を検索することで、同種工事の施工実績の有無を即座に知ることができる。過去の工事実績情 報は、“CORINS”（公益民間企業が発注した公共工事の情報を財団法人日本建設情報総合センターがDB管理し発注機関へ情報提供するシステム）の入力 システムに登録された情報を取り込むことができるため、導入時の手作業による情報登録は不要となっている。

　入札公告の予定工期と稼働中 の工期、その工事に従事している技術者の配置状況から、発注公告された工事物件に従事可能な技術者をリストアップすることができる。配置する技術者の重複 や、入札参加予定の工事に対する技術者の重複配置を未然に防止できるため、発注者への届出ミス／落札辞退といった事態を回避することができる。また、工期 ／従事期間の情報を基に、工事をベースに配置技術者を表示する“工事モード”と、技術者をベースに従事中の工事などを表示する“技術者モード”の2種類の バーチャート（ガントチャート）として表示することができる。工事と技術者の状況を視覚的に把握可能とすることで、直感的な状況把握／配置計画を支援する。

　 社内の様々な情報を一元管理するプラットホーム「BeingCabinet」と情報連携することで、各担当者が持つ情報を企業の資産として集約でき、経営 判断の遅延や過去情報の非DB化、担当者間での事務作業の重複などによる業務効率の低下を防ぐことができる。土木工事積算システム「GaiaRX」との情 報連携も可能で、「BeingBid」での工事実績情報検索時に「GaiaRX」のデータを複合的に利用することができる。これらにより、 “CORINS”への登録義務がない工事情報や “CORINS”入力システムへの登録のみでは不足する工種情報を補うことができ、精度に優れた実績検索を可能とする。
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