三井住友海上火災保険は20日、2009年をめどにベトナムに全額出資の現地法人を設立する方針を固めた。ベトナムの金融当局から近く認可を得る見 通し。現地の保険会社などと運営してきた合弁企業からは離脱する。全額出資会社に切り替えて経営の自由度を高め、成長するベトナムの損害保険市場を開拓す る。大手損保各社のアジア戦略が加速してきた。
設立する現地法人はMSIGインシュアランスベトナムで、資本金は3000億ベトナムドン (約19億円)。本社はハノイ市に置く。主に現地の日系企業に火災保険、海上保険などを販売、10年に保険料収入8億5000万円、利益7000万円を見 込む。国内損保でベトナムに全額出資の現地法人を設立するのは初めて。
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