2009-06-20

マネジメントベース、日本初、新型うつ潜在リスクチェックが可能な、 就職採用向け適性検査「HRベース適性検査」を開発、提供開始

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株式会社マネジメントベース(本社:東京都文京区、代表取締役:本田宏文)では、ストレス耐性の一項目として、20代前後の若年層に特有な「新型うつ」の潜在リスクを確認でき、パーソナリティの把握において、見栄や演出の影響を抑えるテスト技法を用いた適性検査「HRベース適性検査」を開発し、提供を開始いたします。

■開発の背景
就職活動の激化を背景に、学生の採用活動に関する情報収集や対策が進む中、企業にとって、採用希望者の人物像を正確に見極め、採用及び入社後の育成やフォローへ活用できる適性検査への必要性が高まっています。

特に最近では、心的ストレスにより休職する従業員の数も増えており、若年層に特有な「新型うつ」の存在も報告されている中で、企業側もストレス耐性の高い人材を事前に見極めたいというニーズが高くなっています。また、有望な人材に対して、潜在的なリスクを事前に把握し、入社後、各人にあった適切な育成やフォロー体制をとることで、離職やストレスによる休職等のリスクの顕在化を防ぎたいといったニーズも高くなっています。

そのような中、株式会社マネジメントベースでは、学術専門家、心療内科医学博士の協力を得て、自社内で分析診断を内製化できるソフトウェア形式の採用適性検査「HRベース適性検査」を開発し、6月22日より提供開始いたします。新卒採用を行っている企業を対象に、今後1年間で100セットの導入を目標と致します。


■サービスの特徴
診断内容は、大きく三分野、1.知的能力(言語・非言語テスト)、2.パーソナリティ、3.ストレス耐性から構成され、従来の適性検査と比較した特徴は以下の3点となります。

特徴(1)若年層特有の新型うつリスクチェック
ストレス耐性分野において、若年層に特有で、一般的なうつ病のイメージにはあてはまらない、新型うつに関する潜在リスクもチェックが可能な点です。適性検査の項目として明示されるのは日本初になります。
従来型のストレス耐性検査では、通常のうつ病、抑うつといった観点でリスクチェックを行う事が多く、新型うつに対しては、確認が困難でした(※「新型うつ」の解説は文末参照)。

特徴(2)見栄や演出の影響を抑えるテスト技法採用
パーソナリティ分野において、受験者の見栄や演出を抑え、真の姿を浮き彫りにするために、従来とは異なるテスト技法を採用した点です。現在、YES- NO、4~5段階等で程度を問う方式(例:とてもそうである、ややそうである、…)が主流ですが、その場合、質問文の内容を読み、望ましいであろう回答を演出して回答することが容易に可能であり、また嘘を発見するライスケール(いわゆるひっかけ問題)も就職活動の対策書籍等により内容が広く出回っている状況です。
当ツールでは、社会的に望ましい2つの側面を総当たりで比較することにより、相対的にどのような性格の側面が強いかを診断します。分析ロジックが複雑なため従来の手法に比べて見栄や演出の影響を抑える効果があります。

特徴(3)分析の内製化によるコストダウン推進
3点目の特徴は、サービスの提供形態です。適性検査問題と分析用ソフトウェア一式を提供し、各企業内で内製化して利用する形式をとるため、受験後すぐに自社内で分析結果を得ることができ、毎年一定数以上の受験者がいる場合、受験者の数によらずコストを一定に抑えることが可能になります。
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