2008-11-07

商談相手を酒瓶で殴打 都内最大の中国マフィア幹部逮捕

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貿易をめぐる商談のトラブルから交渉相手を酒瓶で殴るなどし重傷を負わせたとして、警視庁組織犯罪対策2課が、傷害の 疑いで、都内最大の中国人マフィア「大偉グループ」幹部、菅野雅志(34)=横浜市都筑区=ら2容疑者を逮捕していたことが7日、分かった。同グループは 都内の繁華街でみかじめ料を要求しているが、貿易に手を伸ばそうとしていたことが判明した。同課は、安定した資金源を得ることで組織拡大を狙っているとみ て警戒している。

 同課はほかにもグループ幹部、郭海容疑者(31)ら数人の逮捕状を取って行方を追っているが、海外に逃亡した可能性があるという。

 調べでは、菅野容疑者らは6月7日午後10時ごろ、東京都江戸川区西小岩の上海パブで、宇都宮市内の自営業の男性(38)の頭を酒瓶で殴るなどの暴行を加えて、2カ月の重傷を負わせた疑い。

 被害者側に資金を提供して、使い捨てカイロを中国に輸出する商談をしていたが、ささいなことから口論になり暴行したとみられる。菅野容疑者らは「おれはやっていない」などと容疑を否認しているという。

 大偉グループは中国残留孤児の子孫を中心としたマフィアで、約250人のメンバーを抱えている。錦糸町や歌舞伎町などの繁華街で暗躍しており、覚醒(かくせい)剤の密売や、中国人経営の店にみかじめ料を支払わせているとみられる。


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