コメ卸最大手の神明(神戸市、藤尾益雄社長)は中国の精米会社、廊坊豊福糧食加工(河北省)に資本参加する。35%程度出資するほか、非常勤役員と 常駐の精米技術者も派遣する。中国の国内で富裕層を中心に品質の高いコメの需要が高まっているのに加え、食の安心を求める日系の外食店や食品スーパーにコ メを卸す。コメ卸の海外法人への出資は珍しい。
廊坊豊福糧食加工は1994年の設立で、北京と天津の中間にある「廊坊経済技術開発区」に立地する。大消費地に近いのに加え、中国で日本のコメに近い品種が生産されている吉林省など東北部にも交通の便がよいことにも注目した。(03日 11:10)
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