《年末年始(2007年12月23日~2008年1月6日出発)の海外旅行動向》
年末年始の海外旅行:新たなディスティネーションに注目
マカオ、ハイナン島は同日前年比200%超!最大9連休でロングディスティネーションも堅調
株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都新宿区代表取締役社長:鈴木芳夫以下H.I.S.)は、今年の年末年始(2007年12月23日~2008年1 月6日)の予約状況(2007年11月28日時点)から、年末年始の海外旅行動向についてまとめました。前年同日比104%という予約状況データ集計の 中、以下の2点が今年の傾向として興味深いポイントとなっております。
(1)中国人気は堅調。マカオ、ハイナン島が前年同日比200%超!定番以外の行き先が人気。
(2)12月29日から最大9連休により、遠距離旅行も好調。
下記は集計データ概要および詳細になります。
【年末年始(2007年12月23日~2008年1月6日出発)の特徴】
●中国人気は堅調。マカオ、ハイナン島が前年同日比200%超!定番以外の行き先が人気。
前年同日比:中国125% マカオ、ハイナン島200%超、カンボジア131%
来年の北京オリンピック開催地である中国は、前年比125%と堅調な結果となっており、上海や北京以外にも、観光地として幅広く認知されつつある杭州、大連などの都市は、前年比200%超の伸びを示しています。
また、「中国のハワイ」と呼ばれるハイナン島やカジノや世界遺産などの観光資源が豊富なマカオは、近年新しいディスティネーションとして注目を集めてお り、この年末年始も共に前年同日比200%超と大きく伸びています。当社のチャーター便も満席目前となっており、アジア人気を牽引しています。
その他、パラオ前年比149%、カンボジア131%と、定番以外のディスティネーションの人気が高くなっています。チャーター便利用で行きやすくなった新 ディスティネーションの予約状況が好調という結果から、新しいディスティネーションを求める傾向が、2008 年も引き続き継続することが推測されます。
●今年は12月29日から最大9連休で、遠距離旅行も人気。
出発日ピークは12月31日を除く年内に集中。長期休暇で人気帰国日は1月5日(土)。
1月4日(金)を休みにすると、最大9連休という日並びのよさが影響し、昨年のランキング外のロサンゼルスが10位、その他にも15位以内にパリ、ニュー ヨーク、ロンドンがラインナップされています。それに加え、ヨーロッパ方面の予約状況では、12月29日~12月31日出発が前年最終比118%と前年を 大きく上回っていることから、遠距離旅行が堅調に伸びていることが窺えます。また、燃料サーチャージの高騰も、トータル予算の設定が高額な遠距離旅行の伸 びを後押ししているとも考えられます。
【出発日別の特徴】
出発のピークは、一般的に年末年始休暇がスタートする12月29日(土)出発に人気が集中し、さらに今年は年内出発が人気という傾向が強まっており、12月29日から31日出発が前年比129%となっています。
人気出発日の中でも、比較的安値の出発日である12月27日(金)がランクインしていることから、早めに出発することで、お得に長く滞在したいという傾向も伺えます。
また、パッケージツアー「エクステージ」を含む、ビジネス・ファーストクラス利用の予約状況では、人気出発日はやはり12月29日~30日であり、ヨーロッパ、ミクロネシア、ハワイが好調で、特にヨーロッパは前年最終比121%と堅調な結果となっています。
当社の「2007-2008 年年末年始の海外旅行動向」の概要は下記の通りです。
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