来日中のオマーンの国家評議会(上院に相当)議員、モナ・マンゼリ教育相顧問(52)=写真=は30日、インタビューに応じ、企業投資や交換留学、観光振興などで日本との関係を深めるべきだと語った。
同顧問は、1970年に設立された国営ラジオ局のほか、国営テレビ局でも国内初の女性キャスターを務めた実績の持ち主。教育にかかわる立場から、現在も子供向けのテレビ番組の演出などに携わっているという。
インタビューの中で、同顧問は「オマーンには、英語やフランス語が学べる学校はあるが、日本語を教える学校はない。相手の文化などを理解するには言葉の理解が欠かせない」と強調、オマーンで日本語教育を浸透させるため、日本は教育分野に進出すべきだと訴えた。
アラビア半島の南東端に位置するオマーンでは70年、カブース現国王が即位し、鎖国から開放政策にかじを切った。
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